毎年2月になると、Apple Storeで始まるのがAppleの学割。
Apple製品は高額なものですので、なかなか買うことが難しい大学生をはじめとした学生に嬉しい期間です。
また、これから学生になるという人にとっても、このタイミングで大学生活に必要なものを購入し準備しておこうと考える人もいるはずです。
そして、この時代だからこそ現れてくる問題が、「MacBook」を購入するべきか、「iPad」を購入するべきかというもの。
最近では、iPadにキーボードを接続することで文字入力をすることができますし、大学生活に必要なMicrosoft OfficeもApp Storeにあるので、「iPadでいいのでは?」と考えると思います。
4年前まで僕自身も大学生をしていました。僕自身の大学生活の経験をもとにお話ししていきたいと思います。
先に購入するものがMacBook(パソコン)
先ほど、App StoreにMicrosoft Officeがあるよ、ということをお伝えさせていただきました。
有料版ではありますが、もちろん使用することが可能です。僕も大学生の時に使用していました。
ですが、結構使いづらいんですよね。レポートの多くがWord形式で書いて提出をしないといけないのですが、iPad版のWordはパソコンと同じようなUIをしていないため、操作にとても手間取ってしまいます。
また、Excel。これは本当に使いづらいです。関数を利用できることが何よりの利点ですが、とてもじゃないけど関数が使いづらい。
そこまでMicrosoft Officeを使うことがないという学部があるかもしれませんが、学生にとってレポート提出や論文作成などは必須事項。そのために必要となるソフトが使いづらいと、進級に関わります。
MacBookはWindowsとは違えど、「パソコン」です。iPad版に比べ、とても使いやすいです。Wordの書式も細かく整えることができます。Excelも関数の利用がとてもしやすいです。進級するにつれ、細かなデータを用いることが増えるため、MacBookの利便性がとても活きていきます。
ただ、Macだと必ず有料となるMicrosoft Office。もしかしたら、進学先の大学、在学中の大学でMicrosoft Officeが無料で使用できるかもしれません。学生のメールアドレスを登録することで、無料で提供することをMicrosoftと大学が契約を結んでいる可能性があるのです。
僕の弟は今大学3年生なのですが、この制度により3年間Microsoft Office365を無料で使用しています。Windows限定ではなく、Macも対象ですので安心してください。
後から購入するのがiPad
大学生に必須なアイテムがMacBookをはじめとするパソコンならば、iPadは必ずしも必要ではありません。「デジタルでノートをとることができるじゃないか!」と言われそうですが、基本的にノートは紙で取りますよね。また、教授から配布される資料も紙であることがあるそうです。デジタル機器の導入が進んでいそうな大学でも、紙に書く機会はまだまだ存在するということですね。
つまり、わざわざiPadというデジタルデバイスにする必要がないということです。
でも、iPadがあると、勉強がとても捗ります。配布資料もPDFへスキャンすれば、デジタルノートに取り込んで資料へ書き込みだってできちゃいます。しかもこれが全て一枚の板で完結すると思うとかなり便利。
そこで僕はiPadは後から買い足すものだと思っています。しかもお金は自分で稼いだお金で。自分で買ったからこそ、「使いたい!」「活用していきたい!」と思うことができます。これが自分で稼いだお金ではないのなら、あまり使いこなしたいという気持ちになることはないでしょう。
僕は大学3年生にiPad Pro11インチを自分のお金で購入しました。親に購入してもらったパソコンよりも使い倒しました。なぜなら、「自分のお金で買ったからこそ、使い込みたい、使いこなしたい」という思いがとても強かったからなんです。
YouTubeでiPadに関する動画をたくさん見て、自分の大学生活に活かしてきました。今ではiPadがとても大好きな端末になっています。(もちろん、MacBookも大好きですよ)
文系の学生ならiPadでもいいのでは?
僕はどちらかと言えば、文系の学部に所属していました。そのため、理系ほどパソコンを使う時なんて滅多にありませんでした。せっかく買ってもらったパソコンに埃がかぶってしまう始末。「あんなに高いお金を払ってもらったのに」と、思うと親には申し訳なかったです。つまり文系の学生にとってパソコンの必要性がそこまで高くないということでもあります。
(その後、M1になったMacBookを自腹で購入したら卒論作成まで使い込みました。自分のお金で買ったということがもっと使い込みたくなるきっかけにもなったと思っています。)
そのため、Webの情報を見ると、文系の学生ならiPadでも大丈夫、むしろ便利という記事を見ます。確かに、それは間違いではないかも、とは思うのです。
なぜかというと、ほとんどの大学ではパソコンルームがあり、そこにあるパソコンでレポートを書くということもできます。そのため、あまり使用することがないだろうと思われる文系の学生なら先にiPadを購入することもできなくはないかなって思います。
でもこれは、iPadを使うことに長けていると自信がある人がする選択です。あらゆる事象に対処できるという自信のある人がする選択です。やっぱり自分のパソコンは持っておくべきです。
どちらも持つという選択
先に購入するのがMacBook。後から購入するのがiPadということをお話しさせてもらいました。
つまり、どっちも持ちましょうというのが僕の意見です。「いやいや、そんなお金ないですよ」という意見が飛んできそうです。
もちろん、僕も大学生の時はお金なんてありませんでした。iPad Proは整備済み品で購入しましたし、M1 MacBook Airも最低スペックのものを購入しました。
でも、スペックを上げる必要なんてないくらい、今のiPadとMacBookは優秀です。MacBookはMチップという優秀な頭脳を持っており、重たい動画編集、3Dモデリングもできてしまいます。プログラミングなんてへっちゃらという話も聞きます。
iPadもiPadに最適化されたアプリがたくさんあるため、「アプリの動きがおかしい」ということを感じることは滅多にありません。動画を見ること、写真編集をすること、どちらもしたいことをしっかりすることができます。
MacBook、iPadのどちらも持っていると幸せを感じることができるはずです。イヤホンとか欲しくなるかもしれませんが、せっかくならiPadにお金を回しても欲しいなと思っちゃったり。ただ、好きだな、と思ったものを購入するのが一番ですけれどね。
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